2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
【出展者より】 母岩の隙間に見られる緑泥石とざくろ石。特に緑泥石の自形結晶は、小さいながらもへき開面では透明感のある青緑色の色合いが観察され、よく見られる文字通り泥状のものとは格が違う。この産地はポリジム鉱やビオラル鉱などのニッケル鉱物で有…
【出展者より】 杢助坑から産する透輝石の結晶で有名な洞戸鉱山だが、かつては杉原坑よりこのようなミメット鉱が産出した。 サイズはどれもルーペサイズと小さいが、一部に微細なモリブデン鉛鉱も伴っている。 益富地学会館監修 成美堂出版発行「日本の鉱物…
【出展者より】 昭和58年頃の標本です。濃紅銀鉱とポリバス鉱の美しい結晶が沢山見られる良品です。 - ミネラルマーケット2014は6月7日(土)10:30-17:00、飯田橋レインボービル1階にて開催です。詳しくはサイト「ミネラルマーケット2014」をご覧ください。…
【出展者より】 知る人ぞ知る、銘柄標本・珍品標本です。標本の殆どが結晶質の塊となっております。得難いサイズの標本です。 ラドラム鉄鉱は、鉄の含水燐酸塩鉱物で、近年はボリヴィア産のものが市場でも見られるが、「足尾鉱山産のラドラム鉄鉱」は古くか…
【出展者より】 マリモ水晶(群晶) です 大分県尾平鉱山産の通称”まりも水晶”の大型の群晶になります。 この水晶内部、そして柱面に付いた球体は緑泥石の一種であるクーク石とされています。 - ミネラルマーケット2014は6月7日(土)10:30-17:00、飯田橋レイ…
【出展者より】 新産地の紫水晶、一番大きい水晶は子持ち。 見ての通り、2本の水晶が1本になっている様に見えます。 両錐も多数出ました。水晶は綺麗です。 新産地で採集したとき、ナニコレ、両錐、単晶が組み合わさり まるでてんぷらのエビのかき揚に見え…
新生代新第三紀前期中新世後期と推定される、湯長谷層群水野谷層から産した貝化石(ツキガイモドキ Lucinoma acitilineata)。口を閉じた二枚貝の内部が一部深い褐色の方解石に置換されたもの。片面を研磨して内部を見せている。貝殻の断面をルーペでみると…
【出展者より】 角閃石入りのため緑色になっています。 - ミネラルマーケット2014は6月7日(土)10:30-17:00、飯田橋レインボービル1階にて開催です。詳しくはサイト「ミネラルマーケット2014」をご覧ください。入場無料。http://homepage3.nifty.com/suisho…
【出展者より】 16cmほどのゲス板上に径5mm未満のほたる石が沢山見られるもの。 とりあえず8カ所確認してるが、どれも淡い緑色、短波紫外線で黄白色の蛍光。 サイズ的にはお世辞にも大きいとは言えないが、 多くの結晶をともなうこの標本は、 産地の石切り場…
【出展者より】 益富寿之助著『鉱物・やさしい鉱物学』 に記載のあるもの。 「長石と同時晶出し、晶出につれて先ひろがりに開いていった」とあるが、本の図版ではそれが分かりにくい。 放射状に成長している様子がこの標本で分かるだろうか。酸化鉄による鉱…
【出展者より】 天皇浜付近では白亜紀の地層中に炭酸塩岩の岩脈が見られ、各種の鉱物を産する。 白色の葉片状結晶は苦灰石で、菱苦土石は一見すると八面体のように見える無色の結晶として生じている。 菱苦土石は方解石や苦灰石よりも産地が少なく、肉眼的な…
南部石は御斎所鉱山では最もポピュラーな存在の鉱物であるが、本標本はなかでもとくに色の濃いもの。ここまで深い色のものはかなり得がたい。1980年代後半に得られた標本である。 現物を見ながらできるだけ近い色を出すべく調整したが、ご覧になっているモニ…
著名な花崗岩ペグマタイトのコルンブ石。母岩つきの端正な結晶であり、得難い品。 ※大きさは写真中のスケールを参照してください。 - ミネラルマーケット2014は6月7日(土)10:30-17:00、飯田橋レインボービル1階にて開催です。詳しくはサイト「ミネラルマー…
苗木・上松花崗岩を貫く石英脈中の蛍石で、未発達の水晶に囲まれた大きめの結晶。 自形の面は認められず、すべて破断面となっている。 濃紫色と緑色が塁帯し、濃紫色の部分は紫外線で蛍光しない。 長野県・岐阜県をまたぐこのエリアでは、他にも岩倉、畑尻、…