水晶 Quartz 大分県豊後大野市緒方町尾平鉱山

kocteau2006-04-13

大きさ15X14X9Cm。

 十四世紀中頃には採掘が行われていたという歴史ある金属鉱山。
 尾平鉱山産の水晶は、斧石・蛍石・硫砒鉄鉱等と並んで良く知られているもので、特徴ある緑色から緑灰色の球顆を内包することから「毬藻入り水晶」の愛称がある。
 小振りな球顆の入り方に「くどさ」がなく、更にまるで光背のように立ち上がる橙色から褐色の「山」が、幻想的な美しさを見せている。
 この山を作っている物は針状結晶の集まりで、角閃石の一種と思われるが本標本のような橙褐色の他に、青灰色のものも知られている。(参考写真)
     
                  アップ1                                 アップ2
                                                                                                                    
               参考写真

MINERALMARKET 2006 http://www3.to/mineralmarket/
会場 http://www.ienohikariss.co.jp/bld/map.html
ENGLISH PAGE http://homepage3.nifty.com/suisho-toge/english.html