2008-04-13から1日間の記事一覧
<標本1> 片面のみ研磨標本、厚さ約7mm 標本左右13.5cm 放射状の結晶集合が脈を作っているのがよく観察できる見事な標本。 パンペリー石は、造岩鉱物としては低変成度変成岩の指標となるほど広く産する鉱物であるが、肉眼で認められる存在感のある標本とな…
標本の左右約5cm。 MnAl2Si2O6(OH)4 層状マンガン鉱床に随伴する石墨+石英中のカーフォル石。独特の黄色を示している。日本国内では、この産地からのみ知られており、見いだされた当時から稀産種とされていた。原産地であるチェコ産の見事な標本とは比べる…
表 裏 標本の左右約3.5cm。 新生代新第三紀の泥岩中の琥珀。1970年代前半、中央自動車道の工事の際に産出したことで知られる。ごく短期間の産出であり、現在となってはたいへん貴重なもの。小品だが、透明感があり標本としての存在感は十分ある。